エンタメ業界とは、どんな業界なのか?市場規模はどのくらいか将来性はあるのか?
又、他に業種や職種などについて詳しく説明いたします。
※2022年4月時点の情報になります。随時更新致します。
エンタメ業界とは??
「エンタメ」とは「エンターテインメント」の略で、日本語では人々を楽しませる娯楽の事を指します。エンタメ業界は作品やサービス、演技等を通して、人々を楽しませる事を目的とした業界になります。
具体的に、音楽、演劇、演芸、映像、IT、スポーツ、サーカス、アダルトビデオ、ゲーム、遊園地、ラジオ、出版、公営競技、おもちゃなど厳密な定義はなく様々な業種があります。
又、レコード⇨CD⇨ストリーミング等の時代やニーズの変化が多く関わる企業や職種が変化し続ける業界にもなります。
エンタメ業界【業種・職種表】
主な業種は??
エンタメ業界の主な業種についてご紹介致します。
- 音楽事業
- 出版事業
- 放送事業
- 映画事業
- アニメ事業
- ゲーム事業
- イベント・舞台事業
- 施設・レジャー事業
- 動画配信事業
- IT事業
- 広告事業
- 著作権等管理事業
- 教育(専門学校やスクール)事業 など
主な職種は??
エンタメ業界の業種毎に職種をまとめた表になります。また、主な企業も表に記載していますので、参考になればと思います。この他にも、レジャー施設やIT、公営競技などの仕事もあり、エンタメ業界の職種は相当数ある事がわかります。※現在更新中の為、随時更新致します。
市場規模は??
エンタテインメントよりも広い余暇市場からみると、2020年時点で国内市場規模は55兆2040億となっており、前年比の23,7%の減少(日本生産本部「レジャー白書2021」)と2020年はコロナのダメージが大きく、前年比を下回る分野が多い年になりました。
より細かい分野では‥‥
- ライブエンタテインメント市場 1106億
- 映画市場 1432億
- ゲーム市場 20,6兆
- 公営競技 2兆
※こちらはあくまで目安として考えてください。
ライブエンタテインメント市場は約80%、映画市場は約45%の減少と厳しい中、ゲーム市場は32%の増加となり、コロナ禍に伴うステイホームなどの影響が顕著にでています。
エンタテインメント業界は変化が激しいと言われますが、コロナの影響が改めて凄まじい物だと思わされます。
エンタメ業界の今後は?
CDがストリーミングになり、ライブがオンラインイベントへTVからYoutubeなどの動画コンテンツへと様々な変化をし続けるエンタテインメント業界で不安な業種もあればこれからの成長が期待されている分野もあります。今後新しいエンタメ市場で期待が大きい分野をご紹介致します。
VR市場
近年注目を集めているVR(バーチャルリアリティー)市場。VR×エンタメとして、仮想現実空間でゲームや他者とのコミュニケーションを楽しめるVR市場は急速に成長しており、日本でも新規参入が見られ、2022年に約3000億規模になると予想されており期待の大きい分野となっている。
ゲーム市場
上記VR市場と重なる分も多い「メタバース」はfacebook(現メタ)が社名変更をしたなどで、ワードがトレンド入りするなどとても注目を集めている。又「サブスクリプション型ゲーム」と呼ばれる定額サービスも盛り上がりを見せている。
NFT市場
2021年の流行語大賞にもノミネートされた「NFT(Non-Fungible Token):非代替性トークン」。クリエイターやアーティストの作品の権利を確保できる技術で、エンタメ業界に大きい影響を与えると言われている。最近ではエイベックスが所属アーティストのオリジナルグッズをNFTを用いて販売をした事などで話題を呼んでいる。現在は法整備などがまだ整っておらず、税率など不明な部分も多いが、新規参入が非常に多い市場となっている。
SNSライブ配信市場
SNSライブ配信といえばInstagramやTwitter、LINE、そのほかにも17LiveやPOCOCHAなど様々な企業が参入し、ライバーという職業もあるほどに成長している市場で、2020年時点で、約140億の市場規模で、2024年予想では1000億の市場規模にまでなりうると期待されている。
映像コンテンツ市場
近年は携帯電話での5G化が進み、料金体制の見直し、大手4キャリアでの無制限プランの登場等から、映像作品が通勤や通学時でも楽しめるようになりニーズが高くなっており、コンテンツ市場は年々拡大を続けている。
後書き
エンタメ業界は時代、ニーズなどの変化から影響を受ける事が多く、今後も変化、そして進化し続ける業界です。柔軟な対応が求められ、また新しいエンタメの先駆者になるのはどの企業か、または、一個人なのか、様々な楽しみがあり、今後もエンタメ業界の発展に期待し自身も発展に貢献できるよう思います。エンタメ業界への興味を持った方などの参考にして頂ければと思います。
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