作曲家というと最近ではtiktok発クリエイターや、ニコニコ動画のボカロPなど様々なコンテンツから誕生しているイメージがあります。
現代は一般の方でも世界中に楽曲アップロードし、自身でプロモーションを行えるようになったことで、作曲家の在り方も変化していると思われますが、インターネットが普及する前はどのようにして、作曲家になる方がいたのでしょうか?
また、これから作曲家を目指すにあたって何から始めれば良いのか?編曲家との違いなどについてご紹介致します。
作曲家とは
「作曲家」とは音楽作品の楽曲を作曲する人のことであり、具体的には自身で歌う事はせず、自作曲を提供する人のことを言います。
自身で作曲し歌も歌う人の事は「シンガーソングライター」と言います。
編曲家との違いは?
声楽曲でいうメロディーのみを作成する方を「作曲家」といい、「編曲家」はピアノやギターの伴奏、楽曲によってオーケストラ編曲やDTMソフトを用いて、打ち込み音源などもつけくわえたりする。
作詞家との違いは?
作詞家とは声楽曲の言葉を作る仕事になります。作曲家はメロディーを作るので内容が異なります。
最近では、作詞、作曲、編曲すべてを行うクリエイターも多く見られ、どんどんマルチな活動が主流となりつつあります。
作曲家になるには?
作曲家になるにあたり、資格等は特にありません。
進路は、専門学校や短大、大学等によって、コンペ情報や現役作曲家からの指導を得る場合もある為、進学される方も多くいいます。
一方で、TikTokやニコニコ動画、Youtube等での投稿や公募コンペなどから作曲家になるかたもおられますので、作曲家になるまでの道は一つではありません。ご自身にあった道を模索してみてください。
フリーランスと所属の違い
作曲家は大きく分けると、作家事務所などに所属する作曲家か、自身で仕事を受注するフリーランスの2パターンに分けられます。
所属になる場合
所属の作曲家になるには、事務所募集のコンペやオーディション、その他にスカウトされる場合や紹介される場合があります。また、ゲーム制作会社や音楽、芸能プロダクションでの求人がある場合も。
- クローズコンペ(事務所などしか知らないコンペ)等に申し込める。
- 仕事を振ってもらえる事がある。
- 事務所によっては、スタジオやDTMのプラグインなどを使わしてもらえる。
- 事務所、案件によって契約内容が異なるが、紹介料やマネジメント料が引かれる場合がある。
- 自身の好きな分野じゃなくても仕事を振られる場合がある。
フリーランスになる場合
- 組織に属する必要がない。
- 自分で案件を受けるか決める事ができる。
- 実績が少ない場合、仕事が決まらず、楽曲コンペに参加し続ける場合が多々ある。
- 単価交渉など自身で行わないといけない。
作曲家を目指すに身につけるオススメスキル
- 作曲スキル
- DTMソフトの利用
- ピアノorギターの演奏力
- レコーディング知識
- コンペ用に歌ってくれるボーカリストの繋がり
- 様々なジャンルの音楽を聞く
作曲家の給料事情は?
ここからは作曲家の給料事情についてご紹介します。
作曲家の平均年収は約450万と言われおります。
只、有名アーティストへの楽曲提供をする作曲家さんもいれば、副業として、活動をされている方も居られるため、一概には判断が出来ない現状となっています。
まとめ
最近はフリーランスの作曲家が非常に多くなり、報酬額の設定がとても低い場合や非常に高額な場合など様々な現状です。作曲家を目指す方だけでなく、アーティストを志す方にも参考になればと思います。
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